1Rの家から1LDKの家に引っ越したところ、なんだか寒い。特にリビングにいる時間。
エアコンをつけてもあまり温まらず困ったので対策方法を調べてみたところ、「パネルヒーターが良い」という情報を発見。
実際に購入して部屋の寒さが改善されるのかを確かめてみました。
なぜ部屋が暖まらないのか
元々1Rに住んでいた時は6帖ほどの部屋だったのですが、収入もアップしたので「もっと広い部屋にすみたい!」と思い1LDKの家を探しました。そして条件を満たす物件を発見し、引っ越したのが現在の住まいです。
引っ越し後、主に過ごしているリビングの広さは15帖になりました。かなり広い!
ですが、今まで住んでいた部屋だとエアコンをつければ問題なかったのが、そうではない状態だということに寒くなってから気づきました。
なぜこんなに寒いのか?
私なりに部屋が寒い原因について考えてみました。
部屋が広くなった
まず普通に今まで住んだことがある部屋よりもかなり広くなりました。
15帖の部屋に対してエアコンは1つです。
家電量販店に行くと「~6帖」「~10帖」など、エアコンに対応する部屋の広さが書かれています。もしかしてエアコンが部屋の広さに合ってないとか?
窓が大きい
たまたまなのですが、見つけた物件が「デザイナーズマンション」でした。
そのため外観や内観がおしゃれで、リビングは2面の壁がほぼ窓ガラスになっています。
どーんと景色が見えて日差しもたっぷり入るところがメリットではあるのですが、窓際が冷える。
窓が二重サッシだと寒くないみたいですが、我が家はそうではなさそう。これはかなり部屋が冷える原因になりそうなポイントです。
窓際の寒さ対策について調べてみる
エアコンが原因だった場合、すでに設置されているエアコンを交換ということになり、かなり大変そうなので、窓際の寒さ対策について調べてみることにしました。
窓際の寒さ対策としては以下の方法が見つかりました。
これを費用が安いものから順番に試していきました。
リビングは窓が大きく、オーダーメイドのロールスクリーンを付けているので、「断熱カーテンにする」については断念しました。
2重窓を作る
残念ながらうちの窓は2重サッシにはなっていないのですが、ダンボールなどを使い簡易的に2重構造にすることも効果があるということなのでやってみました。ダンボールなら簡単に用意できますし。
プラスチックダンボールというものも効果があるそう。
やり方はダンボールを窓に貼るだけ。
ダンボール自体が空気の層ができる構造になっており、窓に貼ることで、窓とダンボールの間に空気の層ができて、冷たい空気が部屋に入ってくるのを防ぎます。
結果は、少しマシになったかなーという感じ(笑)
窓が大きいため全体を覆うのは難しく、あまり効果を感じられませんでした。
リビング以外の窓は小さいのでこの方法で断熱していますが、効果はある気がします。
緩衝材・断熱カーテンを貼る
次は少し材料代を出費してみました。緩衝材(プチプチ)と断熱カーテンを買いました。
プチプチはネット通販などで届いた箱に入っているものを使えばタダですが、窓が大きいため売っているものを買いました。ビニールハウスが暖かいのでビニールタイプのカーテンも効果があるのではと思いこちらも買ってみました。
これも原理としてはダンボールを貼るのと同じですね。
結果も同じく少しだけマシになった感じでした。
しばらくダンボール、プチプチ、断熱カーテンを駆使して様子を見ましたが、やはり完全に塞ぐことは難しく隙間から冷気が入ってきてしまいました。
パネルヒーターを設置する
こうなると、さらに出費を増やしてみるしかありません。ついにパネルヒーターに手を出すことにしました。
パネルヒーターを設置する場合は、窓の前に設置して冷気を暖めるのが良いとのこと。
どの商品を買おうか悩んだ結果、有名な「デロンギのパネルヒーター」に決めました。
私が選んだのは「コンベクターヒータ HXJ60L12」という商品です。
デロンギパネルヒーターを購入する
デロンギのパネルヒーターに決めたのは良いものの、やはり結構なお値段です。即決で買うには勇気がいる…しかもサイズ感もよくわからない。
ということで家電量販店に行って実物を確認することに。
家電量販店で実物を確認
ビックカメラ、ヨドバシカメラなどをウロウロして、他の商品とも見比べました。(価格面も含め)
実際に見た感想としては「思っていたよりもコンパクト」でした。
やはり横幅と高さはそれなりですが薄い!しかもなんだかスタイリッシュ!
今の部屋に置くには丁度良いサイズ感だなーということで心も決まりました。
やっぱり実物を実際に見るのは大事。
どうにかお得に購入したい
さて、実物を見て決心はしたのですが、まだ金銭面で悩ましいところがあります。
今まで1000円程度の出費で部屋の寒さがなんとか解消できないかを考えてきた私にとっては大きな買い物です。
定価で新品を買うのが普通ですが、なんとか安く購入できないかとあれこれ調べた結果、中古で出品されているものを購入することにしました。
タイミングによると思いますが、私が調べた時は中古なら1万5千円ほどお安く手に入る状態でした!
中古で大丈夫?
ということで中古品を注文。数日後に自宅へ届きました。
「家電製品を中古で買って大丈夫なのか?」と私も不安でしたが、結果としては大正解でした。
中古で販売されている商品は「商品自体が綺麗か」、「備品が含まれているか」など、状態によってランク分けされています。その中で状態が良いものを選べば問題ありませんでした。
私は今回1番状態の良いものを選びましたが、それでも約1万5千円お得になりました。しかも気付かない程度の傷が1か所あっただけで新品同様です。
おそらく、買ってみたのは良いものの、自分には合わなかったなどの理由でほぼ新品の状態で手放された商品が多数出回っています。逆に言うと、自分が購入した商品も、気に入らなければ同じように中古で販売すれば良いということです。こう考えれば気楽に購入することができました。
パネルヒーターで部屋の寒さは解決したのか
では本題である「部屋の寒さはパネルヒーターで解決したのか」という点ですが、ほぼほぼ改善されました。
デロンギのコンベクターヒーターが届いてすぐにリビングの一番大きい窓の前に設置したところ、今まではエアコンをつけても寒く感じた部屋がポカポカしています。むしろエアコンはつけなくても良いぐらいです。
「ダメだったら誰かに譲れば良いや」と買ってはみましたが、そうなったら少し面倒だなという気持ちもあったので、さすがデロンギやります。
ただ、やはりヒーターから離れると暖かさが弱まるのですが、それは私の家がデザイナーズマンションで部屋の間仕切りがないので、対流がうまくいっていないのだと思います。そこは誤算でした…
窓の近くにあるテレビを見るときの寒さはなくなり、じんわり暖かいです。
デロンギコンベクターヒーターのメリット・デメリット
デロンギコンベクターヒーターには以下のようなメリット・デメリットがあります。詳しくは公式ホームページへ
- 風が出ないため空気が乾燥しない
- 表面が70度で火傷しにくい設計になっている
- 電気なので燃料補給いらず
- デジタル表示で操作が簡単
- オン・オフ両方のタイマー設定が可能
- そこそこ大きい(厚みは薄い)
- 電気代もそこそこかかる
空気が乾燥しない
エアコンとは違って温かい風が出るわけではないので、部屋が乾燥しません。
エアコンがついた部屋にいると空気が乾燥して辛いという方にはパネルヒーターがおすすめです。
自然対流と輻射熱で部屋全体をじんわりと暖めてくれます。
火傷しにくい設計
表面温度が70度と火傷しにくい設計になっています。
ペットのために購入される方も多いようで、お子さんのいる家庭でも使えますね。(とはいえ触らないほうが良いです)
燃料補給いらず
電気式なので、コンセントにつなげばすぐ使えます。
オイルヒーターなどは「燃料が必要で面倒」という方にはおすすめです。
その代わりデメリットとして、電気代が高くなるという問題はあります。
とは言え、設定温度になれば自動的にオフになる機能もあるので、そういう機能をうまく使えば問題ないと思います。
操作が簡単
電源、温度を上げる・下げる、エコモード、タイマーなどのボタンだけなので操作は簡単です。
デジタル表示で温度設定なども見やすい。16℃~32℃まで設定可能。
タイマーはオン・オフ両方に対応しているので、朝起きる前や出かける前などに設定して、部屋を暖めたり使い過ぎを防止できます。
さらに高スペックタイプもある
私が購入した「コンベクターヒーター」よりもさらに高性能な「マルチダイナミックヒーター」というものもあります。※こちらも中古品だと2万円ほどお安くなっていました
部屋を暖める速度が従来の2倍、無駄な暖めすぎを防ぎ節電するなど、機能的に優れているようですが、お値段もその分お高い…
そりゃあ優れている方が良いですが、お財布と相談して選択するしかないですね。
まとめ
せっかく広い家に引っ越したのに部屋が寒くて辛い状態だったのが、窓際にパネルヒーターを設置することでだいぶ改善できました。部屋が寒くて困っている人は、「窓際に問題がないか」を着目すると良いかもしれません。
個人的には、中古品でお安く、しかも美品を購入することができたので、満足の結果となりました。特に私はテレワークでおうち時間が長いので、思い切ってパネルヒーターを設置してみて良かったです。
できるだけ出費は抑えていきたいところですが、家の問題は毎日に関わる部分なので、たまには投資してみるのも良いですね。
お得に購入できるお店が見つかるかもしれないので、色々見比べてから買うのがおすすめです!
コメント