Windows11でNukeが起動できない問題の解決方法

CG
当ブログでは記事内に広告が含まれている場合があります。

2024年1月末ごろ、それまで問題なく使用できていたNukeが起動できなくなりました。

仕事でNukeが必要な時期に問題が発生し、一時はどうなることかと思いましたが、無事解決できたので方法を記事にしておこうと思います。

スポンサーリンク

問題の症状

まずどういう状況になったかというと、前日まで普通に起動できていたNukeが起動できなくなりました。OSはWindows11です。

スタートメニューなどから起動しようとしても、コマンドプロンプト(黒画面)が一瞬出るだけで起動できない。Nuke13、Nuke14など、どのバージョンでもダメです。

セーフモードやバッチファイルにpauseを入れて起動すると、やっとエラーメッセージが確認できました。

メッセージには以下のように”Unsupported OpenCL device”と表示されている状態。

EXCEPTION REPORT
  User message is 'Unsupported OpenCL device'
  Threw exception of type Foundry::Base::Exception
  From Compute\src\OpenCL\ripOpenCLDevice.cpp:273 in 'RIP::Compute::OpenCL::Device::createDeviceInfo'
  Decoration is...
    [CLDeviceType] = 5
    [UserMessage] = Unsupported OpenCL device

これを頼りに情報を検索したところFoundry公式のトラブルシューティングページを発見。

それを参考にGPUのドライバを更新したりしてみましたが解決には至りませんでした。

解決方法

さらに情報を調べたところ、こちらのスレッドで書かれている方法で解決できました。

ここに書かれているように、アプリ一覧を確認し、「OpenCL™、OpenGL®、および Vulkan® 互換機能パック」がインストールされている場合はアンインストールを行います。

アンインストールに管理者権限は必要ありません。各自のユーザーアカウントに対してインストールされているものなので、逆に管理者アカウントでアンインストールしても問題は解決しません。

まとめ

Windows11でNukeが起動できなくなった場合、この方法で解決する可能性があるのでお試しください。

※ボーンデジタル様の記事にバグ登録されていると記載がありました

Just a moment...

コメント

タイトルとURLをコピーしました