【映画レビュー】ディズニー映画「ラーヤと龍の王国」の感想【Disney+】

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最近「ディズニープラス」に加入したので、未視聴作品を週末に観るのが趣味になっています。

今回は「ラーヤと龍の王国」という2021年公開の作品を視聴したので、感想をまとめたいと思います。

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あらすじ

はるか昔、クマンドラと呼ばれる国では人間と龍が共に生活していた。

そこに突如ドルーンという邪悪な魔物が襲いかかり、国を守る聖なる龍たちが自らを犠牲にすることで王国は救われた。

しかし、残された人々は信じる心を失い、1つだった国は5つに分断されてしまう。

500年もの時が流れ王国は再びドルーンに襲われることとなり、孤独な戦士ラーヤは伝説の最後の龍を探す旅に出る…

感想

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では、ここから個人的感想を書いていきます。

ストーリー

ストーリーとしては、あらすじからも分かるように、少女が王国を救うために聖なる龍を探すための旅をするというロードムービーとなっており、老若男女問わず楽しめる、わかりやすいお話になっているのかなと感じました。

その代わり、王道過ぎるとも言えてしまい、大人は先の展開が読めてしまうかもしれない内容ではあります。

聖なる龍によってドルーンという魔物から救われた人々ですが、人間の欲によって元々1つだった王国は5つに分断され、お互いに争い合っているという状態から話は始まり、再びドルーンに襲われるのを防ぐためラーヤは最後の龍を探す旅で仲間と出会っていくという、誰もが何かしら「似たようなお話を聞いたことがあるぞ」という気にはなると思います。

また、ストーリーが進むにつれて「あれ?さっきのところでこうしておけば良かったのでは?」というツッコミなどもありますが、そんなところは気にせず映像美を楽しみましょうと言ったところでしょうか。

いきなり序盤で裏切られたり、ドルーンによって人々が石化されたりと、ダークな要素もありますが、シスーの振る舞いやサギ師赤ちゃんとその仲間たちなどギャグ要員も登場することにより、暗い作品にはなっておりません。(ディズニー作品だし当たり前か)

とは言え、全体的には小学校低学年より上ぐらいが楽しめそうな内容という印象でした。

最初に5つに分断された国の特徴が紹介されたのに、それを生かした展開はあまりなかったので勿体無い感がありましたが、物語が長くなるしカットされたのかもしれません。

聖なる龍それぞれにも異なる力があるようでしたが、石の欠片を見つけるとシスーが使えるようになるというだけに留められていたので、もっとお話を広げられそうな感じはします。

デザイン

ラーヤが何やら遺跡のような所で罠をすり抜けていく場面など、序盤のシーンは「アジアのゲーム感」をすごく感じました。キャラクターデザインがそう感じさせる要因だと思います。

特にラーヤと仲良くなるファングという国の女の子のデザインが既視感あり。

制作スタッフがタイ、ミャンマー、マレーシアなどの東南アジアを旅行してデザインしているそう。

また、この物語はタイトルにもあるように龍の存在が重要なのですが、龍のデザインも日本人がイメージしているドラゴンボールの神龍的な感じではなく、人っぽいというか、海外のキャラクターデザインだなーと感じました。

予告でも出ているのでネタバレ済みですが、シスーという龍は人間に変身することが出来ますが、このキャラクターは悪く言うと少し小汚い(ヤマンバギャルみたい)という印象の見た目で、「性格もちょっと変わった人(龍なので)」という設定が最近の映画だなーとも思いました。

ラーヤと共に旅をするペットのようなトゥクトゥクというキャラクターはかわいい要員ですが、アルマジロのようなダンゴムシのような何とも言えない動物で、最初は小さかったのが途中からは乗り物になっており、ジブリの影響も少しありそうな気がします。

まとめ

ディズニー映画としては中々ダークファンタジーな部分もあり、少し大人向けな印象の作品でした。

視聴前にこのページに辿り着き、私の感想を読んでしまったのであれば何となく内容が予想できてしまったかもしれませんが、予告なども見ずあまり内容を知らない状態から見るのがおすすめです。

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